本日の心理学・名言17104-5


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積極心を養成する: 迷ったときこそ行ってみる
人材派遣会社 パソナの創業者である南部さんは 、
会社を設立しようと思い立ったとき周囲の人たちから、
「世の中の仕組みも厳しさも知らない人間が会社を作るなんて、ままごともいいところだ」
と猛反発を食らったと言います。

それもそのはず、当時の南部さんはまだ関西大学の学生だったからです。
しかし、南部さんの決意は変わりませんでした。
あちこち会社訪問をしたものの是が非でも入りたい会社がなかったため、
それだったら自分で作ってしまえばいい。
第一反対される中にこそ価値があると考えていたのです 。

南部さんの決断は吉と出ました。
ベンチャーブームと相まって
会社は急成長を遂げるに至ったからです。

こうした体験をしたせいか南部さんは、
「迷ったら動け!
反対されたらやれ!」を口癖にしています。
「会議で何か提案した時、皆が賛成するものは誰もが考えるようなことなので、

大した成功は見込めない。

むしろ、リスクが多く、皆が反対するような事に大成功を収める可能性が潜んでいる」
というのがその理由です。

これは、南部さんに限ったことではありません。
成功した人を見渡すと、皆、迷ったら動く、
動きながら方策を練っているという特徴があります。

そこで、 あなたもやるかやらやるまいか迷った時には、
思い切って行動に移してみてはいかがでしょう。

仮に行動を起こしてうまくいかなかったとしても、
そこからのプラスのファクターを掴みとれば失敗は失敗でなくなり、
いずれも成功に至るまでの一過程にしか過ぎなくなります。

それにより何よりも思いがけないチャンスをつかむことだってできるんです。
繰り返し言いますが、思い悩む暇があったらまず行動してください。
一歩でもいいから足を踏み出してみてください。

このちょっとの動きがあるかないかで、
あなたの未来は灰色にもバラ色にも塗り替えられていくのです 。

「今日は雨が降っているけど、どういうわけだが外で食事がしたい」とか、
「仕事で疲れているけど、たまにい業種交流会に顔を出してみようかな」
といった具合にある種の要求がひらめきやカンのように湧いてきた場合は、
素直にそれに従った方が良いことですということです。
雨が降って外出するのが億劫でも仕事で疲れていても迷うことなく、
行動に移してもらいたいのです。

なぜかと言うと、あなたの願望を受け取った瞬間潜在意識は、
あなたの願望達成のチャンスを掴ませてあげようと様々な合図を出して、
その目的にかなった行動を誘導してくれるからです。

この合図の典型というのは、ひらめきやカンなので す。
ですから、あなたも「こうしたい」「あそこに行きたくなった」というひらめきを感じたら、
すぐにそれを実行に移してください。

そのひらめきが出会いを呼び、出会いが大きなチャンスを呼び寄せてくれるのです。
別の言い方をすれば、チャンスに恵まれない人などこの世にないのです。

あなたにだって、私にだって、チャンスは平等に与えられているのです。
問題はそれをどう捕まえるか?それだけのことなのです。