本日の心理学・名言16874-7

A
常に今日のためにのみ働く習慣を作るのが良い。
明日はひとりでにやってくる。
それとともに、新しい明日の力のまた来るのである。
by
カール・ヒルティ

自分の仕事の将来こんな風に心配する人がいます。
「今の仕事には満足しているが将来も続けていけるか心配だ」
「景気が悪くなったらリストラされてしまうのではないか」
「上司から嫌われたらどうしよう 。会社にいられなくなっていられなくなるかもしれない」
しかし、そんな風に心配することには意味が無いと思います。
心の中で心配事がどんどんふくらみ、今やる仕事に集中できなくなるからです。
そうなれば仕事の効率が落ちてしまいます。
つまらないミスも増えるでしょう。
結果的に心配していた通りになってしまう場合も考えられるのです。
仕事の将来を心配することなどやめて、
今日やるべき仕事に意識を集中するのがいいと思います。
つまり、「今日のためにのみ働く習慣をつくる」ということです。
今日の仕事に全力を尽くせば、明日には、「今日もまた全力で頑張るぞ」
という新しい力もわき出してきます。

そのように毎日の仕事を、強い力でこなしていくことができれば、
将来の心配など消えてなくなってしまうでしょう。

B
ラストだからこそ 手抜き演出は禁物

途中まですごく面白かった映画も、
ラストシーンがイマイチだと駄作のように感じられてしまうもの。

反対に、ささほどパッとしないストーリーでも、
予想外のラストが待っていると、
「結構面白かったね」という事に。
これを終わり近くの感情ほど印象的に感じられる「親近効果」と言います。
この効果はデートでも有効です。
楽しいデートほど別れるのが辛いもの。
その別れ際の会話で、気の利いた一言と共に先に別れを告げると、
相手に少々寂しい気持ちを残すことができます。
相手の中でその気持ちは、次に会う時まで残り、深い愛情へと変わっていくのです。