@A:
孤独は優れた精神の持ち主の運命である。
byショーペンハウエル
大きな決断を下す社長やリーダーは孤独だとよく言われます。
画期的なことや重大なことには多くの人ちの意見や利害が絡みます。
決断を下すことはその成果を否定することになります。
その結果 恨まれることも多いでしょうし 、
決断を間違えた時には、責任者として苦しい立場に立たされるでしょう。
もちろん周りには多くの相談相手がいるでしょうが、
最終的には自分一人で悩み、自分一人で決断しなければなりません。
ですから強い孤独を感じるのです。
しかし社長やリーダーでなくても、どんなことでも責任をもって引き受けた人は、
同じように強い孤独を感じるに違いありません。
責任ある立場になれば孤独になることは避けられないのです。
しかし、孤独をネガティブに思うことはありません。
孤独を感じるのはその人が誠実である証でもあるからです。
誰も引き受けたくない決断を引き受けたからこそ、
責任者としての孤独を感じるのです。
逃げようとせず正面から立ち向かうとするからこそ孤独になるのです。
従って孤独を感じることを誇りに思っていいのです。
孤独を誇りに思うことで、その人は勇気と知恵を得ることができるでしょう。
そこから正しい決断をする力も生まれるのです。
@B:
表情の変化は 左側でキャッチ!
顔の表情から相手の情報を入手する方法は多々あります。
その中からここでは相手の機嫌を伺うときのコツについて見ていきましょう。
”書いてある”ように気分が顔にはっきり出る人、ポーカーフェイスの人、さまざまですが、
よりその人の感情を素早くキャッチしたいという時に注目すべきは、
相手の顔の左側(向かって右側)。
人の感情は、顔の右半分よりも左半分に出やすいとされているためです。
これは、直感など音楽や芸術性・想像力に対する働きが活発な右脳と、
言語分析方式・公式・計算・理論に基づいて働く左脳の役割の違いによるもの。
人間の神経は体内で交差しているので、
右脳の働きは左半身に、左脳の働きは右半身に現れやすくなります。
感情を司るのは右脳なので、
これらの動きは顔の 左半分により強く出る傾向が あるというわけです。
つまり、興味のある話題などに乗ってきた相手が思わず口元をゆるめるのは、
まず、顔の向かって右半分。
慣れるまで分かりにくいかもしれませんが、
言葉にはならない相手の表情を尊重しながら、
会話をスムーズに進めるうえで押さえておきたいポイントといえるでしょう。