@A:
笑うことが多い人は、幸福であり、泣くことが多い人は不幸になる。
byショーペンハウエル
豊かな気持ちで暮らしていくコツに「明るく笑う機会を増やす」ことがあります。
友人や家族と楽しく明るく朗らかに笑い合う時間を増やすのです。
実際の 生活は悩みや心配事など大変なことが多いと思います。
しかし、身近で親しい人たちと一緒に、明るく笑っていると、
それだけで豊かな気持ちになっていくものです。
したがって、日常生活の中で意識して、
積極的に笑うことを心がけていくことが大切になります。
「大変なことが多いから」とふさぎ込んでばかりいたり、
また「悲しいことがあるから」と泣いてばかりいたら、気持ちはますます暗くなるばかりです。
頑張ろうという意欲さえ失われかねません。
たとえ、大変なこと悲しいことがあっても、
親しい人たちと一緒に明るく洗う時間を作るようにします。
「笑い」は悲しみを癒す「良薬」になってくれます。
明るく笑うことで、 苦難や悲しみを乗り越えて元気に生きていこうという勇気が湧いてきて、
豊かな気持ちになることができます。
笑うことなく生活していると、苦難や悲しみに対して、気持ちが弱くなってしまいます。
逆に笑うことが気持ちを強くするのです。
@B:
楽しいから笑うのではない。
笑うから楽しいのだ。
byウィリアム・ジェームズ
例えば、嫌なことがあって落ち込んだ日があったとします。
当然暗い気持ちで家に帰ります。
そんな時、家族が明るく元気に待っていてくれたとしたら、
そして家族が陽気な話や面白い話をして大いに笑わせてくれたとしたらどうでしょうか。
笑っているうちに 、嫌なことを忘れるに違いありません。
おそらく こんな家族がいて幸せだと幸せな気持ちになるでしょう。
「嫌なことが あったけど、どうでもいいさ」と楽天的になれるかもしれません。
そして 「人生はいろいろあるけど 明日はまた頑張ろう」と前向きな気持ちになるのです。
人間は必ずしも楽しいから笑うのではないのです。
笑っているうちに楽しい気持ちになることの方が多いと思います。
笑いには人を幸せにする力があるのです。
ドイツに 「にもかかわらず笑う」という言い方があります。
「落ち込んだのにもかかわらず笑うこと」
「悩んでいるにもかかわらず笑うこと」
つまり落ち込んでいても、悩んでいても、
明るく笑うことで、吹き飛ばし、自然に気持ちが前向きになるということです。
冒頭のジェームズの言葉も笑うことを積極的に進めているのです。