月別アーカイブ: 2014年8月

本日の心理学・名言1119-3

どんなに良い情況でも手放しで喜んでばかりはいられません。
と同時に世の中には一から十まで悪いことばかりという情況もあり得ないのです。
というのは、われわれの心の中には何を一番重要視するかを選ぶチャンネルのようなものがあって、そのチャンネルの合わせ方しだいで人生に対する価値観はいくらでも変えられるからなのです。
つまり、幸福と不幸を分けるのは、周りの情況や運というよりは、自分の心の中のチャンネルをどう切り換えるかなのです。
われわれは自分で自分の姿勢(色)を選べます。
人は自分の一生や日々起こる出来事に、どんな色をつけるのかを自分の意思で選んでいるのでいるのです。
そして。その色の積み重ねを、われわれは「人生」と呼んでいます。

聖パウロは、はっきりとこう言っています。
「我々の精神の中身は大部分が自分の選択ですばらしいものにも、低級なものにもなりうる。つまりこの選択力を活用することでわれわれは自分の生きる世界を自由に選ぶことができるのだ」トップページへ戻る

本日の心理学・名言1119-2

@もっと自分を「好意的に」な目で見よう
積極思考者は、否定的な思考回路をストップさせて、理にかなった評価と置き換えるだけではありません。物事をできるだけ好意的な目で見ようともするのです。
否定的な思考を中断し、物事を最も明るい視点から眺めようとする思考法を確立することで、真実を明確に理解し、自分自身の血肉とすることができたのです。
ポイント
1. 自分の感情を導いている心の内を流れるメッセージに耳を澄まし、なぜそう感じるのかを考えてみる
2. そうした内側の思考が心底自分の信念なのか、あるいは頭の中に入り込んでいる他人の考えなのかを自問してみる
3. その情況は本当に自分が考えているような状態であるのか、それとも取り越し苦労であるのかを客観的に見つめてみる
4. 訂正する際には、いかなる人、いかなる情況の言葉の中にも、最もよい意味を見つけ出す。 トップページへ戻る


本日の心理学・名言1119

「幼児性」がある人ほどエネルギッシュに行動できる
宇宙は消滅と生成を繰り返しながら未来永劫続いていくのであり、死は常に生によって補てんされている。

つまり、育てられるべき若い命がある限り私たちは悲しみを乗り越えて前へ進まなければならないのです。
キリスト教のイエスは子供が我々大人に与えてくれるものに大変高い価値を認め、子供たちを慈愛しています。
教えの中で繰り返して説いているのは、もし天国に入りたいと思うなら心を入れ換えて幼子のようにならなければならないということです。

できれば大人は誰もができるだけ子供と目と目を合わせながら対話するべきなのです。
子供はエネルギーと興奮と愛情の塊ですから、われわれが彼らの仲間になろうとすれば、そうした活力のいくばくかが、我々大人にもこぼれるのです。
子供たちが与える贈り物を素直に受け止めれば、自然に精神は若返るでしょう。
もし積極人間であり続けたいのであれば、気分をさわやかにしてくれるものや元気付けてくれるものに対して、自分自身を大きく開け放ち、生まれ変わる方向を求めることです。
いろいろなタイプの人と会ってみたり、入ったことのないレストランで食事をしてみたり、購読している新聞を変えてみたり、仕事を減らし、引き受けた分については今まで以上に立派に仕上げる。
時代遅れになったモットーは捨て、時には夜ふかしをし、またあるときには夜明け前に起きてみてはどうでしょう。
心を奮起させてくれる冒険なら、とにかく何でもやってみることです。
トップページへ戻る 

 

本日の心理学・名言1118-6

成功の秘訣はこの「失敗への対処法」にある
まずいことが起きた場合、誰もがそれぞれ身につけている習慣的な方法で、そのことを説明する。
それが説明スタイルであり、セリグマンによればその中に性格を解く微妙な鍵があるというのです。
セリグマンの質問は決して込み入ったものではありません。

そのまずい出来事の原因が一時的か永続的か、特殊なのか全般的なのかについての考え方を問うのです。
失敗してもそれを永続的なものとは見なさない人もいます(今回は失敗したけれど、これは私らしくない。次の時はもっとうまくやろう)。
積極思考者は一般に、ミスによって後戻りした分は取り戻せるはずだと考えます。
仕事を断られても、それが自分の性格の悪さのためだと考えて、その後もずっと悩み続けるなどということは絶対にありません。
その代わりに
彼らは人々に助けとアドバイスを求めて、新たな行動プランを立てるのです。
トップページへ戻る

本日の心理学・名言1118-5

@悲観論者が積極人間となるためには、二つのステップを必要とします。
1. まず自分自身の考えに耳を傾ける
2. 次にそうした否定的な考えが本当に自分のもので、他人の受け売りではないのかどうかを自問する
この二つのステップの後に続く第三のステップでは、自分の自動思考の論理(注1)について考えてみます。
つまり、心理学用語で「認知歪曲」と呼ばれるものを探すのです。
自分自身のものの考え方に何らかの疑問を投げかける時、認知歪曲の分類(注2)を知っておくと大変に役に立ちます。
(注1)自動思考の論理:私たちは内的、外的環境の変化が感情に直結していると思いがちですが、その変化に対して瞬間的に「解釈の癖」が頭に浮かび(自動思考)それに対して感情が表現されるのです。
(注2)認知歪曲認(=解釈の癖)の分類(項目名のみ)~A:.全か無か思考、B:過度の一般化、C:心のフィルター、D:マイナス思考、E:結論の飛躍、F:感情的決め付け、G 過大解釈/過小評価、H:べき思考、I:レッテル貼り、J 運命の先読み、K:読心術、J:個人化/自己関連付けなどトップページへ戻る 

本日の心理学・名言1118-4

「なんとかなる!」とまず思うだけでプレッシャーから解放される。
悲観論者たちはある情況に出会うと、自動的に同じ方向に同じ方向へ回転するテープと化してしまうのです。
けれども幸いなことに、彼らの集めたこうした言葉が単なる誰かの受け売りであって、信じる必要のないものだということに気づきさえすれば、その人は救われるのです。
いくつかの物事に対して、多分スムーズにいくだろう、ピタリと当てはまるだろう、簡単にできるだろう、という予想を思い切って立ててみて、自身がそのように考え方を受け入れ始めると、まわりの循環は劇的な変化を見せ始めたのです。
ティム・ハンセルは著書「ダンス気分で」の中でこう述べています。
「誰に対しても苦労はある。だが、それを不幸だと思うのは各人の気持ちの問題である」トップページへ戻る

本日の心理学・名言1118-3

悟らなくてもいいから、笑顔で過ごしましょう。
悟らなくてもいいから、愛情ある言葉をかけましょう。
by斎藤一人(さいとう・ひとり*銀座まるかん創業者)

@「笑顔を投げかけていると笑顔に囲まれる。
私が作っている、私の未来。」
by 小林正観

人生に成功する秘訣は、あなたが好きなことをするというのではなく、
あなたのやっていることを好きになるということなのです。
byヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(ドイツの詩人)

@「幸福の秘訣は、自分がやりたいことをするのではなく、自分がやるべきことを好きになることだ。」 by ジェームズ・バリー
トップページへ戻る

本日の心理学・名言1118-2

@「悲観論者となるか楽観論者となるかは、主に一人ひとりの『意識的な』決断にかかっている」
つまり意識的に下した決定は気の持ち方に大きく作用し、それだけに・・・(これが大変重要な点と思いますが)・・・思考法を変えることで気分や感情も変えられるということなのです。
自らの思考パターンを積極的に良い方向へともっていく・・・積極人間は皆こうした思考法を身につけているのです。
といっても、彼らが認知心理学を学び、そうした考え方を体得したわけではありません。認知心理学者によれば、ある出来事が直接の原因となって感情が生まれるという仮定は間違いなのです。
そうではなく、ある出来事が生じたことによって、思考が何らかの刺激を受け、そこから感情は生まれてくるのです。この出来事・思考・感情という一連の単純な流れを理解することで楽観的に生きたいと思う人の深層心理の細かいひだを理解することができるのです。トップページへ戻る 


本日の心理学・名言1118

@世界でも有数の大会社であるゼネラル・エレクトニック社のジャック・ウェルチの経営方針は、シンプルですが非常にパワフルな経営者の人生観に基づいたものです。それを以下に挙げてみます。
1.過去への思い入れや希望的観測を交えず、現実をきちんと直視せよ
2.必要に迫られるようになる前に物事を変革せよ
3.自分の人生の舵は自分でとれ、さもなければ誰かにとられてしまう
この中でも3番目の信念が特に重要です。
ウェルチのように大胆で決断力に富んだ指導者は、自分には将来を創造するパワーがあるという姿勢を常にとっています。
トップページへ戻る

本日の心理学・名言1117-6

@「燃え尽き」という言葉は言葉自体や現象もかなり市民権を持ってきています。
フランスの人の神秘主義者で哲学の教授でもあるエミール・カイエによると、こうした現象は外部からのプレッシャーによるものではなく、内面的な堕落~~「精神力の漏えい」と彼は呼んでいる~~に起因しているのです。
「精神力の漏えい」とはまさに言い得て妙なのです。
だからもし自分のエネルギーがもれかかったり、生きる意欲が衰退してきたと感じたら、
それはあなたの精神が何か新しい出会いを必要としているということかもしれません。
トップページへ戻る

 

本日の心理学・名言1117-5

積極人間は悲観的・否定的な人間とベタベタと付き合って
無駄な時間を過ごすことはありません。
それは自分のバッテリーを充電するには、熱意あふれる人と交わらなければならないことをよく知っているからです。
我々は誰と付き合うかについて、大変に広い選択の自由を持っています。
いつも元気づけて自信を取り戻させてくれる友人・家族もいますが、意気消沈させ否定的な考え方へと導く友人・家族もいます。
あなたが積極人間を目指すならば、出来る限り、気分を明るくしてくれる人々と一緒に過ごすことです。

希望に満ちた人間が数人集まると、いつしか周囲の人々にもそれが伝染していきます。
いわば彼らは「電気」を発するのです。あなたもこの「電気」を利用してより積極人間へと近づいて欲しいものです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1117-4

@アルバート・アインシュタインの書き残した次のような一文があります。

「魂を世の中に刺激にさらされないようにして、自分の精神を徐々にむしばんでいる人々がいます。
彼らは自らの精神をしおれるままにしているのです。
人生の喜びや心配にどんどん鈍くなって、若い頃ひどく感激していた事柄にも、もう何の感動もなくなってしまっている。
しかも、そのことに彼ら自身、気がついていないでいるのです」

生きることに喜びを感じ、目標への情熱を失わない積極人間たちは、意識的にしろ無意識的にしろ、自らの心身を常にリフレッシュさせて、自分の内なるエンジンを停止させないようにしているのです。トップページへ戻る

 

本日の心理学・名言1117-3

@ロサンゼルス・ドジャースのトミー・ラソーダ監督が選手たちに向かって好んで口にする言葉があります。
「レースは一番速いものが勝つわけじゃない。ケンカは一番強いヤツが勝つわけではない。レースやケンカで勝つのは、一番勝ちたいと思っている人間なんだ」
もちろん欲望や意志の力が成功の唯一の要因だと言っているわけではありません。
才能もあるでしょう。才能がなく意志力だけということもあるかもしれません。
けれどもどんな場合でも、普通の人間が普通でない事を成し遂げるためには、意思こそが最後まで必要な要員なのです。
成功する人間は、普通の人より何倍も強い情熱と意欲に満ちているのです。
つまり、「積極人間は、自分の将来を決めるのは自分自身であると信じているからこそ行動的なのだ」ということになります。
彼らは成功に対し貪欲なまでの意志を持ち続けています。それは情熱こそが成功への推進力となり、達成への道程がどれほど長くとも、情熱がある限り前進できることを知っているからなのです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1117-2

@積極人間のほとんどは「自分は何か優れた事柄をなすことができる」という信念を持っています。この強い自信はどこから生まれるのでしょう。彼らは自分の能力を過大評価しているだけなのだろうか。
決してそうではないのです。
積極人間が必ずしも全能というわけではないし、他の人より劣っている部分だって現に存在します。しかし、それでも彼らはたいていの事は成し遂げられると信じ、また自分の望みをほとんどの場合実現してしまうのです。
豊かな才能をもっていても失敗する人と、こうした成功者の違いは、ただ絶対に成功するという意思の力の差だけなのです。
決心が本当に堅いものなら、もうすでに希望の半分は実現しています。
夢を実現させるのだという強い決意こそが、何にもまして重要であることを決して忘れないでください。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1117

@視線や表情、姿勢、服装もアサーションの重要な要素ですので意識して注意しましょう。

@アサーションに最も大きなかかわりを持っているのが声でしょう。非主張的な人は、小さな、高い声で話す傾向があります。声の大きさ、話すスピードはもちろんのこと、話し方全体もアサーションには大きな影響があります。難しく、華麗な言い回しをする必要はありませんが、簡潔で、率直、自発的な表現は重要です。
また、「あのー」「そのー」「えーと」などの余分な音が多すぎたり、変な前置きをするとアサーティブに聞こえなくなります。
注:アサーションとは、「自他の尊重の権利を侵さない限り、自己表現をしてもよい」という意味で、アサーティブはアサーションの形容詞です。
トップページへ戻る

本日の心理学・名言1116-8

@雨はいそがしい。
みんな自分の都合で、「うっとうしい雨」」とか、「ありがたい雨」とか、勝手なことばかりいう。
でもね、雨は、雨をしてるだけ。
きらわれても、好かれても、はじめからおわりまで、堂々と雨。
雨が、雨であるように、あなたは、あなたであればいい。
人がどんなうわさをしようと、あなたは、あ・な・た。
by宇佐美百合子(うさみ・ゆりこ*心理カウンセラー)

@「他人と比べることはせず、人の真似をする必要もない。ひたすら、自分をさがし自分と出会う。ナンバーワンはいらない。オンリーワンがいい。」by  根岸宏枝
トップページへ戻る

本日の心理学・名言1116-7

@『成功者の共通点』
あなたは、上司・同僚・友人・恋人・初めて会う人に対して、
長所が先に目が付きますでしょうか?
それとも短所が目に付きますでしょうか?
成功者は殆ど例外なく、長所に目を向けます。
そして、その長所を伸ばすよう努力し、仕事であればその長所を利用(言い方は悪いですが・・)します。
「人に差はなく、あるのは違いだけである」という名言があります。
人に差はないのです。あるのは違いだけで、それが長所・短所・特徴と呼ばれるものです。
成功者は、人に対して謙虚に接します。
なぜなら、あるのは違いだけで学ぶことはたくさんあるから・・・
トップページへ戻る

本日の心理学・名言1116-6

@薔薇は桜にはなれないし、梨は林檎にはなれません。
人間だけが自分とは違う誰かに憧れて、その人のようになりたいと願うもの。人は自分にしかなれません。そのことに気づいたときから個性が開花します。
by空海(くうかい*日本密教の創始者・書家)

@「人はね、等しく個性をもって生まれている。人とまったく同じ考えじゃいけないんです。だから、どっか違ってていいの。」by 斎藤一人

@やれるかどうかわからないとき、チャンスの神様は、あなたの度胸を試すのです。
by本田 健(ほんだ・けん*アイウエオフィス代表)

@「落ち込んだとき、そんなときこそ、人は次の階段にのぼれるかどうか試されているんだよ。」by 清川妙
トップページへ戻る

本日の心理学・名言1116-5

@他人の怒りに対応する方法
自分に対して誰かの怒りが向けられた時、大切なことは、自分の怒りの場合と同様、「怒りは相手のもの」であることを確認することです。
相手の怒りを「自分のせい」だと受け取ったり、仕返しに自分も怒ったりすれば、意味の無い攻防を始めることになります。
他者の怒りはまず伝染させないことが重要です。
次に大切なことは、相手の怒りの気持ちを否定しないこと。
「そんなに怒ることはない」とか「怒るのはよくない」といった対応で、相手の怒りを否定しようとせず、相手のものとして受け止め、その理由を理解し、それに対応する意志のあることを示すことが大切です。
相手の気持ちを受け止めると同時に、自分の気持ちを相手に伝えることも大切です。
「怖い」「動揺している」「ちょっと待ってください」など、防衛的な気持ちを表現することが必要です。つまり、脅威のぶつけ合いによる泥仕合は避けて、お互いの問題解決能力を発揮するきっかけをつくろうとすることです。
それでも解決できない場合は、第三者に仲介を頼むのも有効な方法です。
自分の怒りに関しては、怒りの感情に慣れ、怒りをためて爆発させないよう、日頃から心がけること、他者の怒りに対しては、受け止め、自分の気持ちを相手に伝えることが大切です。
トップページへ戻る

本日の心理学・名言1116-4

@私たちの持つ代表的な感情の中で、最も取り扱いが難しいのが怒りの感情でしょう。
怒りは、他の感情と同じように人間がまわりの何ものかについて、自ら起こす感情であり、
避けようとしたり、抑えようとすればなくなるというのもではありません。
怒りも当たり前の感情であること、怒りを表現することは大切なことをよく知って、適切に表現することが大切です。
怒りは、危険に対して十分対応できると思えれば、対応を考えて、試みることが出来るのです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1116-3

@感情表現を考える上で重要な前提は、人間は感情を持っている動物であり、しかも非常に多様で複雑な感情を持つことができるということです。
ということは、人間は様々な感情を持ってもよいし、それらを表現しなくてもよく、表現してはならない感情はないということです。しかし、私たちは日頃そのように考えて生活していないようです。
表現してもよい感情、してはならない感情を区別し、更に、表現してもよい人、してはいけない人を決めているようです。
大切なことは、自分の感情をどう表現するか、相手に脅威や不愉快な思いを与えないで伝えるか、そして、どのようにして相手の感情もきちんと受け取るようにするかです。
感情を表現しようとする時、心得ておくと助けになる事実は、「感情は自分のもの」であり、自分の責任で表現できるものだということです。
つまり、あることに対する感情は、自分が起こしているのであるので、必要に応じて自分でコントロールすることも出来るわけです。感情は自分のもの、だから自分の責任で表現してもよく、またできるということです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1116-2

@非言語上のアサーションを考える上で、一つ重要な視点は、文化の違いです。
非言語的表現は、文化によって意味が異なるからです。
また、私たちは、馴染みのないものに対しては警戒心や不安を持ちやすいものです。
個人の違いも、突き詰めれば文化の違いと考えられますから、それを敵意や攻撃的態度と誤解しないことです。
そして、そんな時は、率直に、アサーティブな態度で、相互理解を進めようとすることです。
文化間交流や国際化は、個人の違いを受け入れ、自分も他人も大切にしようとするアサーションの精神の延長線上にあるといえるでしょう。
注:アサーションとは、「自他の尊重の権利を侵さない限り、自己表現をしてもよい」という意味で、アサーティブはアサーションの形容詞です。
トップページへ戻る

本日の心理学・名言1116

@「私は生きている」という発想から「私は生かされている」という発想に転換するとき、
周囲を取り巻く自然の不思議さ、有り難さに気がつくのである。
by宇野千代(うの・ちよ*小説家)
@「生きていることは、当たり前じゃない。生かされているうちに、できるだけのことをしよう。」by 高畑利香
トップページへ戻る

本日の心理学・名言1115-4

@問題解決のためのアサーション
DESC法でセリフを作る
D=描写する
E=表現する、説明する、共感する
S=特定の提案をする
C=選択する
「会議の場で、たばこを吸っている人が何人かいて、たばこを吸わない自分が、何か方策を出そうとしている」ケースでDESC法で、セリフを作ってみましょう。
「会議が始まって一時間たったので、この部屋がたばこの煙で一杯ですね(D)。
私はたばこを吸わないので、のどが痛くて、頭もボーとしてきました(E)。
しばらく休んで空気の入れ替えをしませんか(S)。
そうすれば、みんなが気持ちよく、会議を続けられると思います(肯定的な結果に対するC)。
もし、休憩をとるのが無理ならば、窓を明けてしばらくたばこを吸うのをやめていただけますか(提案を受け入れられなかった場合のC)
このDESCについて、ケリーは「アサーションはいわばDESCの習慣化されたもの」といっています。
表現に困った時、また複雑なことを決めたりするときには、DESCを作ってみましょう。
注:アサーションとは、「自他の尊重の権利を侵さない限り、自己表現をしてもよい」という意味です。トップページへ戻る

 

本日の心理学・名言1115-3

@会話を始める時、会話に加わる時には、質問が適切です。
質問は自分の関心のあること、聴きたい事が第一、次に相手が得意なこと、興味を持っていることです。質問には、必ず答えが返ってくるという特徴があります。
したがって、会話が続きやすく、初期の会話では安全でもあります。
社交的な会話を続けるこつは、話がリフレッシュされるように気をつけることです。
話は、一つの方向に進むだけでなく、反対の方向にも、そこから様々な見方が出来ることが大切です。一つの話題にいつまでもこだわらないことも大切です。
ある話が一段落したら、必ずちょっとしたポーズ(間)があるはずです。
そんな時は、新たな話題を持ち出すチャンスです。
話題を変えるには、自分が話題を持っていることも大切です。
常日頃から、何かに関心を持つことやニュースなどについて知識があることなどはアサーションの前提ともいえましょう。会話を終える時には、、「今日は楽しかったので、また会いましょう」など、関係をつなぐ言葉を添えて、別れの言葉を言えばいいのです。
さっと別れて余韻を残すことで、また会いたいという気持ちになったりするものです。
注:アサーションとは、「自他の尊重の権利を侵さない限り、自己表現をしてもよい」という意味です。トップページへ戻る

 

本日の心理学・名言1115-2

@怒りは脅威的なことが起きた時、自分の能力で対応できないにもかかわらず、その脅威をごまかそうとして、より上回る脅威を相手に与える言動です。
小出しにするのが一番いいが、強い怒りは、相手に脅威を与えないように「どうして欲しいか」を伝えるようにするといいでしょう。
by自分の気持を伝える技術

@相手の話を聴くという行為は、受身的ではなく、積極的、能動的なことです。
「聴く」というアサーションがあることを覚えておきましょう。
注:アサーションとは、「自他の尊重の権利を侵さない限り、自己表現をしてもよい」という意味です。by自分の気持を伝える技術

トップページへ戻る

本日の心理学・名言1115

@「不安」はコントロールできない、不安な時はパニックに陥るものだという考えは現実的ではありません。
不安は、そもそも非現実的な心配から起こります。
最悪の事態を想像した先取り不安が主です。「どうしよう」の内容は、致命的でも回復不能でもないことが多いのです。
パニックになっても、人は何かは出来ますし、何も出来なくなっても、気持ちを落ち着けて、再度取り掛かればよいのです。「どうしようもない」と思い込む前に、「どうにかなるものだ」と思っていると、方策は見つかります。
危険や恐怖に対しては、筋道を立てて考え、問題を予測し、出来る限りの解決策を考えておくしかありません。それでも、まだ対応できないことが起こった場合、それは前もって心配しても対策がないほど重大なことであると思って諦めるしかないでしょう。
どうしようもないと思うのではなく、どうにか出来ると思うことが、危機を乗り切る力と能力を生み出すのです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1114-5

@失敗を少なくし、良い成績を出そうとするのは望ましいことです。
しかし、常にそうでなければならないことはなく、出来ることをする、それを自分のしたこととして受け止めていいのです。やりたいことをやり、出来たことを喜ぶ心を持ちたいものです。
by自分の気持を伝える技術

@感情表現は、言語的表現と非言語的表現とが補い合ってより伝達されやすくなります。
双方が矛盾するとメッセージは伝わりにくくなり、効果は半減します。逆に、二つが一致して表現されるとメッセージを強化する助けになります。
by自分の気持を伝える技術
トップページへ戻る

本日の心理学・名言1114-4

@話の上手い人は、閉じた質問(YES or NO)と開いた質問(YES、NOでは答えられないもの)の使い分けがうまく、
さらに自分を相手に知らせることに躊躇がないのはもちろん、それに加えて無料でも情報を出し、おまけを付け加えるのが上手です。
つまり、要求された答えをするだけではなく、質問に関連したことや自分の関心のあることを付け加えて、相手と共有できる領域を広げます。
スムーズに進んでいる会話とは、こんな「おまけ」が程よく加味されていて、その結果、双方が一つの役割に固定されず、自由に流れるものということが出来ます。
おまけの情報が加味されていないまま役割分担が決まってしまい、身動きできない会話になる理由は、何らかの思い込みがあるからでしょう。
「余計なことは言ってはならない」とか、「差し出がましいのはよくない」とか、「目上人に答える時には、簡単に」などの思い込みです。
このような思い込みをなくし、情報を膨らませて,お互いかかわりを持つ領域を広げる努力をしたいものです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1114-3

@自分をオープンにしない人たちは、その結果、誤解や無視、攻撃などに出会って、傷つき臆病になっていることが多いのでしょう。
にもかかわらず、人と話したり、一緒に何かをしようとすることは、自分を知らせることであり、それなしには事は進まないのです。
たとえば、自分のことは知られたくないと思って、黙っていたとしましょう。確かに自分から積極的に何かを伝えようとはしていませんが、黙っていること自体で、「話したくない」とか「知られたくない」などということを伝えている可能性があるのです。そんな時は「知られたくない」といった方が誤解はされないでしょう。
コミュニケーションは、伝えていないことも含めて、コミュニケーションです。
人間関係には、自分を知ってもらうことはつきものであって、自分を知らせない話し合いはなく、自分を知らせないで仲良くなったりすることはないということを承知しておくことが必要です。だから人はややぎこちなく、恐る恐る、少しずつ人に近づいていくのです。
トップページへ戻る

本日の心理学・名言1114-2

@言葉は私たちの強力な伝達手段です。
アサーションとは簡単に言うと、私たちが思っていることや感じていることをどのように言葉に出して表現するか、ということです。
言葉によって私たちが自分の思いを伝達するには、それを表現するための適切な言葉や言い方を知っていなければなりません。
しかし実際は、私たちはあらゆる場面に出会っているわけではなく、出会ったとしても、そのつど適切な表現法を学んでいるわけではありません。
自分の思いを伝達する為に、適切な言葉や言い方を学ぶ機会をつくって、その場の雰囲気に慣れる必要があります。
注:アサーションとは、「自他の尊重の権利を侵さない限り、自己表現をしてもよい」という権利です。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1114

@A:私たちは、他人の期待に答えるかどうか決める権利がある
あなたは、自分自身についての最終判断権を持っています。
あなたは、自分がどんな風に感じ、どう考え、どんな行動をとるかについて、決めたり、判断したりしてよいのであり、その結果について、責任を取ることができるのです。

@B:あなたの感じ方はあなたのもの
少し極端に言えば、他人がどう思おうと,あなたの感じ方や考えはあなたのものであり、他人と同じ感じ方や考え方をしなければならないということはありません。
また、それを主張する権利も変える権利もあなたにあるということです。
従って逆に、他者も自分の行動を決める権利を持っていますので、あなたは他人を変えることは出来ないということです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1113-6

@人を傷つけることは何が何でも絶対許されない~という思い込みをもつ人は、人と接する時、傷つけないように気を使い、控えめにものを言い、いつも相手の様子をうかがって行動します。一見配慮に満ちているようですが、その裏には配慮のない人に対する攻撃心が潜んでいるという矛盾を抱えています。
つまり、配慮しながら、配慮のない人を責めたくなるという心理です。
このような自己矛盾に陥らない為には、人を傷つけないにこしたことはないけれども、傷つけることもあり得ると覚悟することです。
私たちは、相手がどんなところで傷つくか分からないことが多いのです。
いくら気をつけていても、相手を傷つけてしまうこともあるのです。そんな場合は、傷つけたことを認め、それをどう修復するかに心を砕けばよいのです。
傷つけまいと必死になるよりも、傷つけてしまうこともあり得ることを心にかけ、その後の後始末の方法を身につけることが大切です。
また、自分が傷ついたときには、それを穏やかに相手に伝え、再びそんなことが起こらないように努力してもらうようにお願いします。
そこで相手を責めたり、非難したりしないわけです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1113-5

@自分の思い通りにしたい人は、思い通りにいかないのであれば、死んだ方がましだとか、全部ないものにしてしまおうと思ったり、すぐに相手を責め、相手を変えようとします。
この世には、気質の違った人、好き嫌いや考え方の違った人が生きているわけですから、思い通りにならない方が当たり前で、思い通りになるほうが不自然なのです。
「過去と他人は変えられない」のです。自分の過去を変えることは出来ませんが、今からの人生を変えることは出来ます。
また、あなたが他者を変えることは出来ないのです。
ただし、変わって欲しいことをお願いしてみることは出来ます。
その気になれば、相手が変わることはあるのです。しかし、それは相手が自分の意思で変わったことであって、あなたが相手を変えたことにはならないのです。
思い通りにならないことに苛立ったり、致命的だと放棄せず、状況を改善する方向を探れば、そこに道が開けていくでしょう。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1113-4

@「愛せれ、愛されなければならない」という思い込みは、
まず非常に非現実的で、非合理的です。
この思い込みをしていると、人に嫌われないようにする為に、自分の意見や希望は言わず、人には逆らわないよう努力し、もめごとを避けるようになります。
相手の気に入るような行動をとり、その場の相手によって自分の行動が変わります。
つまり、「八方美人」になるわけです。
この思い込みを合理的にするには、「人に好かれるに越したことはないが、必ず好かれるとは限らないし、まして、好かれなければならないこともない」と変えることです。
もし好かれないことがあっても、それは自分の問題なのか相手の問題なのかを考えることです。
自分が問題であれば、自分を変えても良いし、変えないで好かれないことを選んでも良いのです。もし好かれないことがあっても、それは自分の問題なのか相手の問題なのかを考えることです。
自分が問題であれば、自分を変えても良いし、変えないで好かれないことを選んでも良いのです。だから、まず今の自分を最大限に発揮して、「とりあえず半分ぐらいの人、自分の好きな人に好きになってもらおう」というあたりから始めることです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1113-3

@私たちには、自己主張をしない権利もある
アサーションするもしないも、相互尊重の中の精神の下で自分の責任で選べばよいし、その結果も引き受ければよいのです。
つまり、「アサーションしない」ことは、非主張的な人が、主張できないことで落ち込んだり、相手を恨んだりすることではありません。自分が「しない」と決めたのですから、それは相手の責任にはならないのです。
アサーションするもしないも、相互尊重の中の精神の下で自分の責任で選べばよいし、その結果も引き受ければよいのです。
注:アサーションとは、「自他の尊重の権利を侵さない限り、自己表現をしてもよい」という意味です。アサーティブはアサーションの形容詞形です。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1113-2

@私たちは誰でも過ちをし、それに責任を取ることが出来る権利がある
神ならぬ人間は完璧ではありえないので、失敗はしてもいいのです。
そして、その失敗、その結果には責任を取ることができるのです
これは「人間である権利」といわれています。
完璧でない人間の取れる責任も限られています。
だから人間として失敗したことには、義務として取る責任はありません。
もし、責任を取ることが義務とするならば、完璧に責任を取れないような失敗は出来ないし、従って失敗することはしないということになってしまいます。
失敗をしてはならないと思っていると、失敗するような人間はダメ、たいしたことはないという評価になります。失敗してはならないという前提で物事を進めると、責任を取ることが義務となります。
成功の可能性が保証されていない、義務としての責任が伴うことはしたくないのが当然です。失敗はしてもいい、そしてその事に責任をとってもよい、という人権があるから、私たちは、逆に成功するまで試行錯誤が出来るのではないでしょうか。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1113

@何故上手く自分を表現できないのか、結果や周囲を気にしすぎるからなのです。
伝わるかどうかばかりを気にして、結果に気を奪われている時なのです。
表現で重要なことは、言いたいことが伝わるかどうかではなくて、自分の気持ちが適切に言えるか否かなのです。
なぜなら、「伝わる」ということには、自分の伝える行為と相手の受け取る行為の両方が関わっています。相手の受け取る行為は相手のものであり、受け取るかどうかは相手が自由に決めることが出来ます。
私たちは相手の自由を支配することは出来ませんから、伝わるかどうかは分からないし、それを怖れても仕方がないのです。
つまり、失敗することを恐れていては、コミュニケーションは成り立たず、従って精一杯、自分の出来る限りで、自分の気持ちを表現する事に、エネルギーを注ぐことが先決なのです。
また、他人や周囲の状況の方を気にして、自分の気持ちや考えをおろそかにしていると、自分の言いたいことが言えなくなります。相手に好かれたい、揉め事を起こしたくない、などと考えていると、非主張的になります。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1112-4

@人間の尊重は誰からも侵されることはありません。
つまり、人間が尊重されることは、人間の気持ちや考え、意見、価値観も尊重されるということですから、私たちは、誰でも欲求を持ってよいし、その欲求は、他の人の欲求と同じぐらい大切にして欲しいと思ってよいのです。
そして、その欲求を大切にして欲しいと頼んでも良いのです。
もし、あなたが、自分の欲求や希望は持てない、言えないという考えを持っているとすれば、それを人権という観点から考え直してみる必要があります。
そのような権利が、もし相手に許されていると思えるならば、あなたにも許されると思っていいはずです。
つまり、何よりも大切なことは、人権はあなたも相手も同等に持っているということ。
あなたも相手も自分の考えや欲求を持ってよいわけなので、葛藤が起こる可能性はあるのです。
私たちの日常には小さな葛藤やもめごとは当たり前であり、お互いに一致することの方が少ないこと、だから、お互いの希望を述べ合う権利を大切にし、相互の確認をして、歩み寄ろうとする覚悟が必要なのです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1112-3

@A:非主張的な人は、「断ることは良くない」「迷惑をかけてはならない」「相手の気持ちを害してはならない」と自分で決め込んでいます。逆に攻撃的な人は、「やって良いに決まっている」と、これもまた自分本位の思い込みで、相手を押さえます。どちらも知らぬ間に、自他のアサーションの権利を侵しているのです。
@B:自他を差別しない
人間は生まれながらにして基本的に持っているアサーション権に無自覚で、社会的に後から作られたイメージを優先させて、自分の行動を規定している可能性があります。アサーションは、そのような自他(生まれながら持っているアサーションのイメージと社会的に後から作られたイメージ)を差別する基準を持たないようにすることから出発します。
注:アサーション~アサーションとは、「自他の権利を侵さない限り、自己表現をしてもよい」という意味です。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1112-2

@アサーションは基本的人権の一つです。
アサーションとは、「自他の権利を侵さない限り、自己表現をしてもよい」という意味です。
しかし、多くの人はアサーションする権利があることを知らないか、忘れて生活をしています。「自分がやりたいことを言うことは人権として許される」というところに立ち戻ることが出来れば、そして、相手もアサーション権を持っていることを受け入れるならば、次の段階に進むことが出来るのです。
非主張的な気分になっていると、素直な自分の気持ちがどこかへ消えてしまうことがあります。また、攻撃的な気持ちがあると、素直な自分の気持ちが歪んでしまいます。
そこで、自分の気持ちや考えを捉える為に、時々、「私は」と主語をつけて文章を言う練習をしましょう。そうすれば自分の気持が明確になるのを手助けとなり、依存的な気持ちや攻撃的な気持ちがあるのは自分であることがはっきりしたり、相手を非難したいことが、実は自分の気持ちの押付けであったりすることが分かります。そうしているうちに自己表現に変化があらわれるのです。
気持ち(感情)は自分が起こしていることが分かれれば、そのことを明確に伝えることが出来やすくなるので、相手にもわかりやすい表現になるのです。自分の気持ちや考えを相手に脅威を与えずに伝えることが、まさに自分らしさの表現なのです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1112

@『相手に聴く』とは、相手の準拠枠(一人ひとりの理解の枠組み、言葉への意味付け)に沿って理解しようと、相手に耳を傾けることをいいます。
したがって、『相手に聴く』とは、相手の言わんとすることを理解しようとすることであり、ただ相手の言っている事を耳に入れるだけでなく、また内容をただ頭で理解するだけでもなく、
相手が言葉と表情,態度、声の調子などで分かってもらおうとしていることを、分かってもらいたいように理解しようとすることです。
その意味では、相手を理解することには、耳や目だけではなく心も使う必要があります。
トップページへ戻る

本日の心理学・名言1111-5

@表現しない気持ちは強化されない
親との付き合いは長く、濃厚である場合が多いので、よほど柔軟で、幅広い行動範囲を持った親の下で育たない限り、親に認められた一定の気持ちや考えを表現することだけが強化されます。
表現しない気持ちや考えは強化されないので、だんだん薄れ、忘れ去られていきます。
時には、そんな気持ちや考えがあると、表現できない時に苦しくなるので、自分の中で否定して心の奥底に抑圧して、ないことにしてしまうこともあります。
その結果、自分の気持ちがはっきりせず,また把握できなくなるのです。
アサーションの第一歩は、自分の気持ちを明確に把握することなのです。
(注:アサーション)アサーションとは、「自他の権利を侵さない限り、自己表現をしてもよい」という意味です。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1111-4

@対人恐怖の人や人から怖れられる暴君は、表面的な平静さや強がりの裏に、不安、緊張、孤独感などの気持ちがあり、心が落ち着く余裕がありません。また、そのような気持の不安定さからくる「心の疲れ」や、自己嫌悪の気持ち、投げやりな気持ちなどにさいなまれることもあります。このような人は、まず、そこから脱け出すための手立てが必要です。あるいは、まず自分を好きになるための援助が必要です。

@「今できること」をとにかくやっていると、できないことや考えてもしかたがないことはあまり気にならなくなってくる。すると、“自分にできることは全てやったのだ”という充実感が生まれ、よけいな悩みや心配ごとは消えていく。
by斎藤茂太(さいとう・しげた*精神科医)

@「今できることを一生懸命やる。それだけだよ。その積み重ねが人生なのだからね」by 石井希尚トップページへ戻る

本日の心理学・名言1111-3

@アメリカのある心理学者は、人間関係の持ち方には、大きく分けて三つのタイプがあると言っています。
第一は、自分のことだけ考えて、他者を踏みにじるやり方、
第二は、自分よりも他者を常に優先し、自分のことを後回しにするやり方、
第三は、第一と第二のやり方の黄金率とも言うべきもので、自分のことをまず考えるが、他者をも配慮するやり方」です。
アサーションとは、第三のやり方を言います。
実験している「アサーション、(自己実現)トレーニング」では第一のやり方を「攻撃的」または「アグレッシブ」、第二のやり方を「ノン・アサーティブ」、第三のやり方を「アサーティブ」と呼びます。アサーションとは、「自他の権利を侵さない限り、自己表現をしてもよい」という意味なのです。アサーションには、歩み寄りの精神があり、お互いを大切にし合ったという気持ちが残るのです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1111-2

@確かめることで理解は深まる
相手の言わんとすることに耳を傾けようとすれば、自然と適切な質問も出てくるようになります。私たちのやり取りは、このように自分たちの伝え方と受け取り方の枠組みの交換であり、ある意味で行き違いやのプロセスでもあります。
これが当然だと分かっていると、私たちは相手の言わんとすることを聴き、確かめ、理解しようと努めることができます。
一言で「自分を伝える」といっても、それは複雑なやり取りのメカニズムとプロセスを背負っているのです。それを知っておくと、明確な自己表現をする気になり、相手に聴く心構えが出来ます。それを積み重ねていくと、相互理解は正確に、また気持ちのいいものになっていきます。
トップページへ戻る

本日の心理学・名言1111

@誰もが、気持ちの良いコミュニケーションをし、よりよい人間関係を持ちたいと望んでいます。自己表現には、三つの段階があります。
一つは、自分の思いや気持ちをありのまま受け止めて見ることです。まずは、外界の状況に惑わされず自分を素直に受け止め、さまざまな懸念もしばし横において、自分を確かめることです。
それが出来たら、次に、その思いを自分の知っている表現方法でどう伝えるかを工夫し、表現してみようとすることです。最適の方法が見つかるとは限りませんが、自分の気持ちや思いを出来るだけ正直に言葉にして見ましょう。
そして最後に、その影響や効果を考えて、表現を変えたり、相手をフォローしたりする用意をするのです。
多くの場合、そのような自己表現の結果、相手に理解されることもあれば、理解されないこともあります。
私たちの自己表現の背景にとなる経験や知識は、お互いに違っていますので、分かりやすいこともあれば、分かりにくいこともあり、誰もがすぐ意味を共有することは出来ないからです。
理解できないことは自分のせいでも、相手のせいでもなく、それは当たり前のことなのです。
だから、自分を素直に表現して、相手にも耳を傾け理解しようとすることが大切なのです。
トップページへ戻る

終戦記念日~人生20,000日

戦火に散った人たちのお陰で我々は今生きているのだろうか?

あまり実感が無い。

死ぬということは、肉体的な「死」であると私は考えている。

「想念」というエネルギー体は異次元の世界で存在し続けていると思いたい。

やっと250万円の貯蓄が出来た。

親父は後4ヶ月で79歳だ!

ゆっくり生きていこう~~~

ここまで来て、あがいても「無理」というものだ!

写真とって、無料でメール・カウンセリングをして、スポーツして、麻雀して・・・・

天命を待って~それに気づく目を持ち、人事をつくすのみ!

子どもたちよ!

人のために尽くしてもらいたい!

来年の2015(H27)8/15で戦後70年になるという。

現在51歳7ヶ月16日

49歳が閏年なので12回の閏年を経験していることになる。

A:51×365+12=18,627日

B:7ヶ月16日→30×7-2+4=122日

A+B=18,749日

鬼龍院花子の生涯で通称「鬼政」は「人生20,000日」と言っている。

のこり20,000-18,749=1,251日

1251-365-366-365–365=0

つまり、55歳8月16日で20,000日になる!!!!!!!!!

2014+4=2018/8/16

何を計算しているか~~後4年で20,000日の満期

でも、東京オリンピックは見てみたい気がします。

神様、私はそこまでの人生で幸せです。

いま、幸せですから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!トップページへ戻る

本日の心理学・名言1110-3

@自分の伝えたいことが相手に正確に伝わるという保証はありません~こちらの言ったことは、相手に多様なイメージや状況を想起させ、様々な感情を起こすのです。
@私たちの一人ひとりの理解の枠組み、言葉への意味付けは必ず違うのです。
その枠組みを「準拠枠」と言いますが、「準拠枠」の違いは、同じ言葉を使っても、その言葉で個々人が表そうとすること、意味すること、理解することが違うという結果をもたらします。
コミュニケーションをはかる時には、言葉は同じでも「準拠枠」が違う可能性があることを覚えておいて、相手の心の中で何が起こるかは、相手の自由であることを前提とすることが大切です。別の言い方をすれば、コミュニケーションとは、「準拠枠」の違いを照合し合って、より正確な理解に導く限りない相互交流のプロセスなのです。
それは、かなり複雑で大変なプロセスですが、そんなものだと分かっていれば、簡単に「分かった」とか「分かってもらえなかった」となることもありません。
また、コミュニケーションを積極的に進める必要があるときとそれほどこだわらなくていいときとの区別もつけやすくなるでしょう。
@コミュニケーションの中で、自分を正確に伝えようとする努力のほかに、もう一つ大切なことは、相手が言っていることを相手の思いに即して理解しようと努力することです。
自己表現は出来るだけ正確に、そして他者理解も出来るだけ相手の『準拠枠』に沿ってやろうとすることが必要なのです。トップページへ戻る

本日の心理学・名言1110-2

@人間関係の厳密な単位は「自分」「相手」です
相手に刺激を与えるとは、文字と言葉とその配列によって伝えたいことを表現していって、もし、私とあなたが対面できれば、その他に身振りや表情、声や言葉の調子などが加わります。心理学ではそれらの道具すべてをまとめて「刺激」といいます。
その刺激は、あなたの目や耳、皮膚などを通して伝わり、脳にインプットされます。
あなたの脳の中では、感情、思考などの様々な働きが起こり、刺激が受け取られ理解されていきます。
もちろん、その間に、私からの刺激以外のもの(雰囲気など)もたくさん伝わっているに違いありません。
相手に「作用」を起こすとは、文章や話が今のあなたの関心事であるならば、それがあなたへの主たる刺激となって理解されていくでしょう。
自分を伝えることは、このような作用を相手に起こしていることなのです。
人間関係は、必ずコミュニケーションの伝えてと受け手で成り立っているのです。
トップページへ戻る